大豆の種播きから味噌作りまで

味噌作りはおやじの会としては始めての試み。
このイベントに13名の申し込みがありました。

味噌作りとは言っても、一連の作業があり、
約8ヶ月の作業となります。

回数をクリックすれば詳細を見ることが出来ます。
回数 作業内容 作業年月日
第1回 大豆の種まき   1010年7月3日(土)
観察1 種まき後の状況   1010年7月10日(土)
第2回 草刈  1010年7月31日(土)
第3回 雨天のため観察のみ  1010年9月23日 
第4回 枝豆の収穫  1010年10月11日(月:体育の日)
第5回  葉刈り   1010年11月20日(土)
第6回 収穫脱穀選別  1010年12月4日(土)
第7回 味噌の仕込み一回目
 1011年2月13日(日)
第8回 味噌の仕込み二回目   1011年2月27日(日)
まだ、この後3ヵ月後に天地返しをし、6ヵ月後に美味しい味噌の完成です。 
場所:日高の師岡農園(150坪)にお世話になります。畑だけでなく農具など、何から何まで協力していただいています。

幹事は下記の方々です。
師岡、土生、三島、久保、田代、釼持
味噌の仕込まで担当します。




第1回
大豆の種まき
2010年7月3日(土)


今回は一回目の大豆の種まきです。以下、詳しく記録しておきます。

@先ず、牛糞堆肥を畑全体にまき、耕運。
A鳥除けを兼ねて種をまく場所を特定する糸を張る。
B大豆をまく(約2kg)。
C予備の種を20ポット程まいておいた。
D最後に皆でバーベキューを楽しみました。
(釼持記)

日時:2010年7月3日(土)9:00〜15:00
場所:金子駅集合。2台の車に分乗し日高の師岡農園へ
参加者:10名(ビジター1名)
天気:曇り。雨も心配されたが、曇りで最高の畑日和


師岡農園の小屋をバックに!
小屋の向こうには広い畑が広がっています。その畑のほんの一部約150坪を借りました。
一人が写真を撮っていますので、各9名が写っています。
畑での作業で心地よい汗をかき、バーベキューをしてほろ酔い加減のメンバーです。
畑での一日、皆さん最高だったようです。


画像をクリックすれば拡大写真を見ることができます。
保存する時には拡大してから保存してください。

 何を散布しているの?実は灰なのです。いまどき灰があるんですね。 牛糞をまいた後を耕運。隣では牛糞を一様に撒き散らしているところ。  牛糞運搬係りで〜〜す。結構重たいのです。  いよ! 腰が入っていますね。牛糞に負けないように。   こちらは牛糞掘り出し係り。シャベルで固くなった牛糞を一輪車へ積み込みます。
 決まってますね。そばうちとどちらが似合いますか? 種蒔きの場所を決める作業です。寸法を間違わないでくださいよ。   まだまだ作業は続きます。 牛糞運搬係も結構汗をかきました。  一通り作業が終わってバーベキューが始まりました。 これからが本番ですか?
雨よけのブルーシートも掛かり、万全の体制です。
 なにやってんだか?海ではないのですが。  美味しそうだけど熱くて食べられないよ〜〜。  農園の端には送電用の鉄塔が。  バーベキューは続きます。運転手はノンアルコールビール・・・。とほほ。  今回大豆を蒔いた畑全体です。鳥除けの糸が見えますよね。
 大分お酒が入ってきたかな! カメラマンのために撮ってくれました。   もう食えね〜〜。と言いながら結構食べました。 バーベキューは続きます。まだまだ・・・。  畑の方から撮りました。


観察1
種まき後の状況
2010年7月10日(土)

今日は近くを通ったので、畑の状況を見てきました。
1週間で大分発芽してきました。
鳥除け糸が効いたのか、殆ど鳥には食害されていないようです。(釼持記)


第2回
草刈他
2010年7月31日(土)

日時:2010年7月3日(土)7:00〜11:00
場所:金子駅集合。2台の車に分乗し日高の師岡農園へ
参加者:3名
天気:晴れ、暑い一日


今日は3人の参加です。
7時に金子駅に集まり出発。
今日のメインの作業は草取りだ。草が大分生えてきていて、このままでは大豆が草に埋もれてしまいます。
農作業は5時くらいに始めるのが良いのですが、8時頃になると何しろ暑い。
30分もするとくらくらしてくる。水分補給と休息をしながらの作業で、思うように進まない。
そんな訳で、予定の作業は完了しないまま、11時に終了。
帰りには師岡農園の野菜(スイカ、モロヘイヤ、青ナス)をお土産にいただいて帰宅。(釼持記)

今日の作業
@鳥除け糸を取り除く作業。結構大豆や野草に絡まっていて予想外の時間がかかった。
Aじりじり照る太陽の下で草取り。70%は終えたが、30%は残っている。
B草を取った後は土寄せ作業。まだ10%くらいで、残りは後でしなくては。

かなり野草が生えています。
草取りをしているところです。
熱中症に注意しながらの作業です。
師岡農園の野菜をお土産ににっこり。




第4回
枝豆の収穫
2010年10月11日(月)

日時:2010年10月11日(月)9:00〜11:40
場所:金子駅集合。3台の車に分乗し日高の師岡農園へ
参加者:10名
天気:晴れ、秋とは言え暑い一日


今日は10名の参加です。
これだけの人数が集まると楽しい菜園仕事になります。
9時に金子駅に集まり出発。
今日のメインの作業は枝豆の収穫だ。
大量に植えてあるので、とり放題と言った感じである。
最初は莢を全て畑で採っていたが、其のうちに枝つきで持ち帰る人も。
今日は収穫物があるので、今日の参加者だけでなく、
味噌作り応募者全員に枝豆のお土産を届けました。
枝豆の収穫だけでなく、蕎麦の鳥よけの網を張る作業のお手伝い。
師岡農園には普段、おんぶに抱っこの状態なので、このくらいは手伝わなくては・・・。
今回収穫した枝豆は全体の1/30位だ。
大豆の収穫は100kgくらいになり、脱穀選別は結構大変だろう。
帰りには近くの夢庵で昼食。たまには皆で昼食もいいものである。
(釼持記)

今日の作業
@枝豆を根から抜き、莢をもぎ取る作業。
多少虫食いもあったが、比較的良く出来ている。
A蕎麦の鳥よけの網張り業。味噌作りには無関係。
B一部草刈作業

収穫した枝豆を前に満足顔の参加メンバー


枝豆を採っているところ。収穫物があると言うことは嬉しいものです。


畑にはまだ大量の大豆があります。




第5回
葉刈り
2010年11月20日(土)

日時:2010年11月20日(土)13:00〜17:00
場所:金子駅集合。車で日高の師岡農園へ
参加者:4名
天気:晴れ


今日は4名の参加です。
葉が大分枯れてきていているという情報を元に、大豆の乾燥を速めるために、葉刈りを実施。
同時に大豆の木が大分倒れているので、やはり乾燥を速めるために木の立直し作業を行った。
思ったより時間が掛かり、終了した時には辺りが薄暗くなってしまっていた。
でも、これで、乾燥も進むだろう。そうすれば早めに収穫できるかもしれない。
(釼持記)

今日の作業
@葉刈り
A大豆の木の立直し

葉を刈り込見ながら木を立て直している皆さん



右側は葉刈りと木の立て直しが完了したところ。
左側はまだ作業していないところ。
見た目も大分違うでしょう。



第6回
収穫脱穀選別
2010年12月4日(土)

日時:2010年12月4日(土)8:00〜16:00
場所:金子駅集合。車で日高の師岡農園へ
参加者:9名
天気:晴れ


今日は9名の参加です。
葉刈りをしたためか順調に大豆の乾燥が進んだようで、多少早めに収穫作業が出来るようになった。
今日の作業はほこりが凄いので、マスクや帽子など完全防備だ。

今日の作業
手順は以下の通り。
1.大豆の木を根こそぎ収穫し、根を切り
2.脱穀:ブルーシートを敷き、木の台に大豆の木をたたきつけて脱穀
この作業が一番時間がかかるのです。
最初はもったいない精神旺盛で念入りに脱穀するのだが、
疲れと供に脱穀もあらくなり取り残しも増えてくるようだ。
3.唐箕(とうみ)「写真参照」を使ってごみを取り除く
4.大豆の選別は家で出来るので、各自家に帰ってから夜なべの仕事だ

何しろ師岡農園には色々な農具が揃っている。
唐箕まであるのだから本当に助かっている。
皆ほこりまみれになりながら慣れない大豆の収穫作業、
本当にご苦労様でした。

なお、本日の収穫された選別前の大豆は約140kgでした。
皆で分けて各自家に持ち帰り、選別作業に入ります。
大体2〜30%は虫食いや傷物の大豆があるので、
最終的な大豆の収穫は100kg+アルファとなるでしょう。
(釼持記)


脱穀作業をする皆さん


10時の休息時間です


唐箕(とうみ)が力を発揮しています



第7回
味噌の仕込み
第一段
2011年2月13日(日)

日時:2011年2月13日(日)9:00〜12:10
場所:金子公民館 調理室
参加者:6名
天気:晴れ


待ちにまった味噌の仕込である。
経験者も初めての人も基本は同じではあるが、
それぞれが思い思いのやり方で味噌の仕込みが始まった。

今日の作業
手順は以下の通り。
1.大豆を12時間以上水に浸けておく:前日の作業
2.アク取り、お湯の補給、かき混ぜ作業をしながら1時間40分くらい茹でる
3.大豆をマッシャーでお好みの大きさに潰す
4.塩と米麹を混ぜて、水分調整をしてからたるに詰め込む
5.表面にカビ除けに塩を振り、ビニールを掛け、落し蓋をして、重石を載せ、蓋をして完了

工程の概要はこんなものだが、詳しく書くとまだまだきりがない。
詳細はおやじの会味噌仕込要領を参照ください。
仕込んだ量は3.5kg〜4.0kgまで巾があるし、火加減も、塩の量も多少違う。
6ヵ月後の味噌の味は人によって違ったものになってくるだろう。
味噌の味比べをしたいものである。

(釼持記)



仕込んだ味噌樽を前に記念写真


画像をクリックすれば拡大写真を見ることが出来ます。

17kgの米麹、昨日加藤農園から購入。
一部を2週間保存するために扇風機で乾かしました
アクをとりながら大豆を茹でています 大なべの中で大豆を一気に潰しています  共同作業です。この大豆は圧力鍋で茹でました 
もう大人です  ジューサーで大豆を潰しています。潰し方にも色々・・。  私にもやらせて・・   



第8回
味噌の仕込み
第二段
2011年2月27日(日)

日時:2011年2月27日(日)9:00〜12:00
場所:金子公民館 調理室
参加者:8名
天気:晴れ


味噌の仕込み第二弾であり、みそつくりも最後である。
思えば、
@肥料をまき、畑を耕し、種をまき
A草取り
B枝豆の収穫
C葉刈り
D収穫脱穀選別
と色々な作業を経て味噌の仕込までこぎつけることが出来た。
国産無農薬無化学肥料で栽培した大豆。
茹でてはつまみ食いをし、潰してはつまみ食い、
またこのつまみ食いが美味しいのだ。
さぞかし思い出のある美味しい味噌が出来ることだろう。

今日は残念ながら仕事の都合で一人が参加できなかったが、
FMチャッピーからの取材があり、7名+1名での味噌仕込となった。
作業手順は一回目の仕込みと同じだ。

今日の参加者と来年も味噌作りをするかどうか話をした。
150坪は広すぎるとの話は出たが、又来期も実施したい気持ちが伝わってくる。
3月の総会で改めて相談して決める事になろう。

なお、3ヵ月後の天地返しや味噌の完成する6ヵ月後にも何らかの記事をアップしたいと思う。

(釼持記)

画像をクリックすれば拡大写真を見ることが出来ます
 美人会員が入会? 今日の参加者全員で! 味噌を仕込み終わりました。皆自分の味噌に自信満々? 


画像をクリックすれば拡大写真を見ることが出来ます
         
 米麹と海塩 あらあら仲むつまじく  茹での真っ最中。あくもとらなきゃ、お湯も足さなきゃ、焦がしちゃいけないし 構えて潰す、これが忍法ハットリ君  私はまだまだじっくり茹でなきゃ 
 しこしこ、二度目で潰すのが得意に。潰し屋になろうかな。  さて、潰しにかかろうかな。  潰した大豆はもう完成味噌のよう  インタビューを受ける・・さん。貴方もやりなさいよ、なんて言ってませんよ。 こちらもインタビューを受けて。もっとしっかりインタビューしなきゃ、なんていってませんよ。 
 泥ダンゴではありません。大豆ダンゴです。 米麹と塩を潰した大豆にえいやと混ぜ込む・・さん。 私の味噌は粒粒だらけなの。  この茹で大豆を潰せば終わり。後は樽に仕込むだけ。
ほっ!
空気を入れないように樽に仕込んで、上にはカビ防止用の塩を振りかけて・・・   


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